カードローンの利用限度額ですが、これはまずその金融機関として決めているポリシーというものがあります。
つまり、その金融機関として最大限いくらまでしか貸せませんというような取り決めであり、例えば300万円などと決まっていたりします。
このように取り決めがなされていると、どんなに優良な顧客であってもそれ以上のお金を借りることはできないということになります。
しかし、これはあくまでもその金融機関としての上限であって、どんな人でもこれが適用されるわけではありません。
個々の人に対する融資の上限というのは、当然ながら個別に審査されることで決まります。
その人の年収などを元にして判断されることになります。
借入がどれくらいできるのかというのは、言い換えればどれくらいであれば返済が可能かということでもありますから、収入というのは最も重要な要素になりますが、それだけで決まるわけではありません。
収入が多くても一時的で、安定していないように見える人や、収入が多くても浪費していて返済に回せそうにないような人であればやはりお金を貸すほうとしては困ることになります。
そのため銀行などの審査においては、収入の多さだけを見ているのではなくて、例えば勤続年数とか、勤めている会社の規模なども重視しています。
勤続年数が極端に短いような人は、いずれまたすぐにその会社も辞めてしまうのではないかと思われかねないわけです。
逆に、例えばアルバイトやパートのような人でも、勤続5年とか10年もあるような人はそれなりに評価してもらえることが期待できます。
勤め先の会社の規模についても似たようなことが言えます。
これは、公務員や大企業の正社員であれば、失業するようなことはよほどでない限り無いと考えられますし、中堅企業、中小企業、零細企業と移っていくにしたがって、失業するリスク、会社そのものが倒産したりしてしまうリスクが大きいと考えられるためなのです。
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