カードローンの返済はリボ払いとなっていますが、ほとんどの人はお金に余裕ができた時に随時返済をして元本を減らしているものだと思われます。
そのため、シミュレーションをしてもあまり意味がないと考えている人もいますが、定期的にシミュレーションをしておくことはとても重要なことです。
金融機関の公式ホームページのトップを見ると、リボ払いのシミュレーションができるページが用意されていることがあります。
公式ホームページに用意されていなくても、インターネットには無料で計算ができるサイトがあるので、ご利用してみてください。
カードローンの計算をする場合は、まずは最悪のケースについて計算をしてみましょう。
最悪のケースとは、金融機関が定める最低の支払額だけを引き落としされていったケースになります。
金融機関によっては利息だけを支払いすれば良いとしているところもあるので、その場合にはいつまで経っても元本は減らず、利息だけを支払い続けることになってしまいます。
ここでは、80万円を借りて、毎月15,000円を口座から自動引き落としされていったケースについて計算してみます。
計算の結果は、完済までは9年1ヶ月かかり、利息は総額で821,360円かかるというものになります。
最初に借りた80万円よりも、利息のほうが大きくなってしまっています。
このようなカードローンの利用の仕方は、好ましくありません。
このような結果になることを防ぐためには、毎月の支払いを3万円以上に増やしたり、ボーナスが出たタイミングなどでまとめて一括返済をしてしまったり、元本を減らしていくための工夫が必要になります。
そもそも、最初から無理なお金を借入しないというのも1つの選択肢です。
余裕のあるプランが立てられないなら、欲しいものを我慢して借入するお金を80万円から50万円に減らすということも重要になるでしょう。
毎月の支払いを3万円に変更するなどの対策を立てたなら、再び計算をしてみて、余裕のあるプランになっているかを確認しましょう。
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