カードローンもキャッシングも、お金を借りるための方法としては共通しています。
しかし、カードローンは、ローン専用の契約をして、ローン専用カードが渡されるのに対して、キャッシングはクレジットカードの機能の一つとして設定されています。
ただ、両者のサービス内容を比較すると、金利にはあまり大きな差がないことが多いです。
むしろ、サービスを提供しているところがどこかによって、利息がどれくらいかといったことが決まります。
例えば、サービスの提供主体が銀行の場合、金利は低い傾向にあります。
これは、保証会社の保証があるためです。
対照的に、信販会社や消費者金融業者は高い傾向にあります。
利便性については消費者金融業者の方が優れています。
即日借入が原則となっているので、すぐにお金が必要という場合でも利用することが可能となっています。
申込にかかる時間は、一時間ほどです。
店舗や無人契約機を利用した場合は、一番早く契約できます。
逆に、その他は数日待ちとなるのが基本です。
一部が即日サービスを導入していますが、それは限られた例の一つです。
限度額については、消費者金融系と信販系は、総量規制の影響を受けます。
総量規制とは、借りられる額を年収の三分の一までに制限するルールです。
これは、一つの業者のみの利用分ではなく、対象となる業者すべてを総枠としてみるため、申し込みたい業者をまだ借りたことがなかったとしても、総量規制の枠を超えていれば借入をすることができません。
具体的には、年収が300万円の人なら、借りることができる上限は、100万円までとなります。
一方、銀行の場合は、総量規制の影響は有りません。
そのため、借りることができる上限は、法律上は制限がありません。
揃えならこちらの方が良いという気もしますが、事実上、総量規制のことを意識しています。
したがって、実際に年収の三分の一の融資を受けていれば、新たに借りることは難しくなります。
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